<Header>
<Author: 孟浩然>
<Title: 望洞庭湖贈張丞相>
<Format: 格式不明>
<Year: 2000>
<BookName: 校注唐詩解釈辞典>
<Translator: 松浦友久>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 洞庭湖（どうていこ）を望（のぞ）み　張丞相（ちゃうじょうしゃう）に贈（おく）る>
<BookPage: 586>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
八月湖水平，
涵虛混太清。
氣蒸雲夢澤，
波撼岳陽城。
欲濟無舟楫，
端居恥聖明。
坐觀垂釣者，
空有羨魚情。
<End Poem>
<Translation>
秋八月、湖水は平らに漲り、そのはては天空をひたして、空と水が一つにとけあっている。
水蒸気がしきりにのぼって、ここ雲夢の沢一帯に立ちこめ、波が打ちよせて、岳陽の町をもゆりうごかすほどである。
この広い湖を渡って行きたいと思っても、私には舟も楫もない。
じっと我が身ひとつをただしているばかりで、天子の聖明の御世にまことに恥ずかしい。
見るともなく釣糸を垂れている人を見ては、むなしいことではあるが、自分も魚がとりたいという思いがわいてくるのである。
<End Translation>
<Formatted Translation>
秋八月、湖水は平らに漲り、
そのはては天空をひたして、空と水が一つにとけあっている。
水蒸気がしきりにのぼって、ここ雲夢の沢一帯に立ちこめ、
波が打ちよせて、岳陽の町をもゆりうごかすほどである。
この広い湖を渡って行きたいと思っても、私には舟も楫もない。
じっと我が身ひとつをただしているばかりで、天子の聖明の御世にまことに恥ずかしい。
見るともなく釣糸を垂れている人を見ては、
むなしいことではあるが、自分も魚がとりたいという思いがわいてくるのである。
<End Formatted Translation>